ビル・マンションの大規模修繕工事の備えとなる「保険」とは
マンション・ビルの大規模修繕・改修後に、不具合に気付いたら?
ビルやマンションの大規模修繕・改修工事が終わった後で、不具合に気付くこともあります。工事は完了してしまっているので、どうすればいいのでしょうか。そんなときのための保険として、施工会社が加入する「大規模修繕工事瑕疵保険」というものがあります。
「瑕疵」とは欠陥や不具合のことで、大規模修繕工事瑕疵保険は大規模修繕工事が完了した後に発生する欠陥や不具合への対応を補償する保険です。大規模修繕工事後の瑕疵は、基本的に施工会社が補修を行います。しかし、万が一施工会社が倒産してしまった場合、補修費用をビル・マンションのオーナー様側で負担することになってしまいます。
「瑕疵」とは欠陥や不具合のことで、大規模修繕工事瑕疵保険は大規模修繕工事が完了した後に発生する欠陥や不具合への対応を補償する保険です。大規模修繕工事後の瑕疵は、基本的に施工会社が補修を行います。しかし、万が一施工会社が倒産してしまった場合、補修費用をビル・マンションのオーナー様側で負担することになってしまいます。
大規模修繕工事瑕疵保険に加入していると、大規模修繕工事後に瑕疵が発生、施工会社が倒産してしまった場合でも、補修費用を保険金でまかなうことができます。また、施工業者が倒産していなくても、瑕疵工事は利益にならないため、工事が遅れがちになるようですが、大規模修繕工事瑕疵保険に加入していることで、補修費用が保険金として支払われるため、そのような心配もなくなります。補修工事の際には検査員による事前検査や確認検査も実施されるため、安心して瑕疵工事を進めることができます。
マンション・ビルの大規模修繕・改修の瑕疵工事に備えましょう!
保険に加入するタイミングは大規模修繕工事の完了後で、保険を申請するのは施工業者ですが、保険への加入は着工前に申し込みが必要です。大規模修繕工事が着工になると、保険会社が保険の対象となる修繕箇所の現場検査を行います。工事が完了すると、施工会社が保険証券の発行を申請し、その後施工会社経由でビル・マンションのオーナー様側に保険証券が届くという流れです。そして、万が一大規模修繕工事完了後に瑕疵が発生した場合は、補修にかかる費用が施工会社に支払われます。施工業者が倒産していたときは、マンション側が直接保険会社に申請することになります。
大規模修繕工事瑕疵保険に加入できる施行業者は、施工管理がしっかりしている施工業者という証でもあります。大規模修繕工事は大規模修繕工事瑕疵保険に加入できるような施工業者に依頼しましょう。
マンション・ビル工事時の大規模修繕工事瑕疵保険については、