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🧱外壁下地の劣化について🧱

2025.03.05

こんにちは!サンウォール新入社員のKです!

 

もう2月半ばでまだまだ寒いのに花粉症の兆候を感じ始めてつらい思いをしています😢

 

 

さて、今回は建物の外壁における様々な劣化について紹介していきます!

 

 

外壁の下地にみられる劣化状況は主にクラック(ひび割れ)、モルタル浮き、鉄筋爆裂、コンクリートモルタル欠損の

4つがあります!

 

 

初めに挙げたクラックとは、その名のとおり外壁下地に入ったひびのことで、主に地震などによって建物が動いてしまうことによって発生します。

 

こちら建物のクラック場合、補修方法としては、微弾性フィラーというものを擦り込むことでひび割れを埋め、

下地が平滑な状態にします。

(注入工法などひびわれの補修方法はいくつかあります。)

 

この微弾性フィラーは少し弾性を持っているため、多少の建物の動きは追従してくれます。

そのため、ひび割れを埋めるだけでなく、それ以上劣化が激しくならないように防いでくれる役割もあります。

 

 

 

 

次に紹介するモルタル浮きですが、新築時の施工不良だったり、経年劣化によりモルタルが浮いてきます。

また水が入り込んで悪さをしている場合もあります。

この状態は少し見ただけでは見つけづらいことも多いため、打診棒を用いて行う打診調査で見つけています。

モルタルが浮いている箇所は何も起こっていない箇所に比べ、何も詰まっていないような軽い音がします。

 

 

モルタルの補修方法としては、浮いている箇所を完全にハツリを行い、再度また別のモルタルで埋め戻す方法か、

エポキシ樹脂ステンレスピンニング工法によって補修する方法があります。

 

 

エポキシ樹脂の注入については過去のタイルの補修について紹介したブログ記事があるのでそちらをご覧ください!

 

 

 

次に鉄筋爆裂ですが、こちらは鉄筋の被り厚さが薄かったり、建物の躯体に水が入り込むことによって発生します。

 

こちらは先ほどのモルタル浮きとは違い、建物の内部に入り込んだ水が躯体の中の鉄筋を錆びさせてしまうことによって発生します。

 

 

鉄筋が錆びてしまうと酸化した分の体積が増え、外壁下地を外に押し出してしまうため、

写真のように完全にモルタルが崩れ落ちてしまうことがあります。

 

 

鉄筋爆裂の補修方法としては、浮いている部分を完全に撤去し、鉄筋部分に錆止めを施し、

またモルタルで埋め戻し、平滑な状態に戻します。

 

 

最後にコンクリートモルタル欠損ですがこちらも建物の内部に水が入り込んだり、ジャンカ(コンクリートの不良)などでコンクリートの一部が崩れ落ちてしまっている場合や、

単純に何が外部から衝撃が加わってコンクリートモルタルが欠けてしまっている場合などがあります。

 

このコンクリートモルタル欠損の補修方法としては、もう一度モルタルで埋め戻すほかありません。

 

 

今回紹介した4つの劣化ですが、建物の修繕をせずに放置していると悪循環を引き起こし、

最悪の場合、建物のに住んでいる方々や通行人などに被害が及ぶ可能性もあります。

 

 

建物の修繕を早めに行うことで、様々な劣化が起きることを未然に防ぐことができます!

 

 

 


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