🔹シーリング材について🔹

こんにちは！サンウォール社員のIです！

今年も残すところあと１ヶ月となり、１年の過ぎる早さを実感しています💦

さて、今回はシーリング材の種類についてご紹介したいと思います！

建築現場やリフォーム、DIYで欠かせないシーリングですが、種類によって性能が大きく異なります。

現場でよく使用するシール材は次の４種類です。
①変成シリコン
②ポリウレタン
③ポリサルファイド
④シリコン

なお、①変成シリコンと④シリコンは、どちらも名前にシリコンとつきますが全く別の材料になります。

この４種類を比較し、
・それぞれの特徴
・現場での使い分け

をまとめていきたいと思います。

①変成シリコン（MS）

●特徴
・紫外線に比較的強く、上に塗装も乗りやすいため、露出・塗装被せとどちらも施工可能

・汎用性が高いため、幅広く万能に施工ができる

●よく使用する場所
・比較的伸縮性のあるサイディング外壁目地
・サッシ廻り

②ポリウレタン（PU）

●特徴
・ウレタン防水、塗装との相性がいい
・紫外線に弱いため塗料などによる保護が必須
・弾性があり、密着性がよい

●よく使用する場所
・屋上やバルコニーなど防水が絡む部位
・外壁・鉄部など塗装仕上げ箇所

③ポリサルファイド（PS）

●特徴
・価格が高めだが、その分耐久性が高い
・塗装が乗りにくいため、上に塗装を被せる場所には不向き

●よく使用する場所
・石材、タイルの外壁目地

・比較的動きの少ないRC造の外壁目地

④シリコン（SI）

●特徴
・シール材の中で耐久性、耐候性に１番優れている
・周りを汚染しやすく、シール表面に汚れがつきやすい
・塗料は基本的に乗らない

●よく使用する場所
・ガラスまわり
・水まわり

まとめると、
🔹万能型 → 変成シリコン
🔹高耐久・特殊用途 → ポリサルファイド
🔹防水工事向け → ウレタン
🔹水に強い → シリコン

適材適所でシーリング材を選び、建物の寿命をしっかり延ばしましょう！

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